日焼け直後の髪の毛の洗い方

紫外線を長時間浴び日焼けした髪の毛は、
キューティクルが損傷を受けた影響で、
メラニンが壊れてしまい、
茶色っぽく明るくなることがあります。
紫外線によってダメージを受けた頭皮や髪の毛は、
炎症を起こしパサつきや白髪、抜け毛などの危険性があります。
髪の毛がこれらのダメージを受けないように、
シャンプーの方法を見直してみましょう。

シャンプーは、英語「Shampoo」の外来語です。
「Shampoo」の語源であるヒンズー語の「押す」が
「マッサージする」という意味で使われ、
お湯や薬草で頭皮をマッサージする洗髪剤を指す言葉に
用いられるようになりました。
ごしごし洗いがちな頭皮はこすらず、
マッサージすることを意識して洗いましょう。

シャンプーする前に髪の毛を十分に濡らし、
丁寧に汚れを落とす“予洗い”すると、泡立ちがよくなります。
刺激に敏感な頭皮にダメージを与えないシャンプーの適温は、
38℃ほどのお湯です。

髪の毛の根元にすり込ませなじませたシャンプーを、
頭皮から髪全体に行き渡らせ、
2分ほど手を小刻みに上下に動かしながら泡立てます。
摩擦に弱い髪の毛をシャンプーするポイントは、
ごしごし洗わず、頭皮をマッサージするように
指先の腹で下から上に揉むように3分ほど洗います。

洗った髪の毛を乾かすために、タオルでごしごし拭いてしまうと、
キューティクルが傷みボロボロになります。
キューティクルが傷んでしまうと、
たんぱく質が流れ出た髪の毛が空洞化し、切れ毛や抜け毛に繋がります。
タオルで覆った頭皮をこすらず、マッサージするように乾かします。

ドライヤーで乾かすときのポイントは、
髪の毛が密集し最も乾き難い後頭部から乾かすことです。
ドライヤーの温風で乾かしたあと、仕上げに冷風で冷やすと、
開いていたキューティクルが引き締められます。
ドライヤーで乾かさず自然乾燥すると、
頭皮のかゆみや雑菌が繁殖する原因になるため、
髪の毛に悪影響を及ぼします。
面倒がらず、きちんとケアしましょう。

髪の毛の日焼けを防ぐには、日傘をさすことに加え、
髪の毛専用の日焼け止めスプレーを使うと、茶色っぽくなり難いです。
持ち運びに便利なスプレーは、出かける前だけではなく、
外出先でも手軽にケアできます。

白髪、抜け毛などのダメージを受けないように、
万全の対策を講じ、髪の毛を日焼けから守りましょう。